一日防災学校・避難訓練

6月11日(水)、一日防災学校が行われました。

 

1時間目は保健室からの出火を想定し、避難訓練。生徒たちは1分48秒で避難完了しました。

その後、消火器の使い方を学びました。

最後に遠軽消防署の方からは、教室から避難する際には

 ・ドアだけでなく窓も閉めて火の手を回らなくすること

 ・「ガラスが割れているから気をつけよう」などの必要なコミュニケーションは適宜とること

 ・全員がそろっているかすぐに点呼すること

の三点を意識するよう講評をいただきました。

校長先生からは「自分の命と安全を確保しながら周囲の人たちの安全についても判断し行動できるようになってもらいたい」とのお話をいただき、生徒たちも災害についての危険意識を高めたようです。

 

 

2時間目は栗原学園歯科衛生士科の椎名先生より「災害時の口腔ケア」 についての講話がありました。

災害時は、水やお茶でうがいをしたり、ハンカチ・ティッシュを活用したりするなど歯のケアが大切であることや、災害時に限らず、普段の歯磨きの重要性と、強く磨きすぎるとよくないことなどの磨き方のポイントを教えていただき、生徒たちも今までの生活を見直すところがあったようです。

 

3時間目は中川先生による「洪水とハザードマップ」の授業。

生徒たちはハザードマップを使い、災害が起きた場合学校からどこに避難すべきかを考えました。

ハザードマップで本校も浸水の恐れがあることを知り、生徒たちも自分事として捉えていたようです。

 

4時間目は三澤先生による「火の取り扱いと乾燥・山火事の怖さ」の授業。

屋外で松ぼっくり、牛乳パック、そして乾燥した枝と生木の燃え方を確認しました。

牛乳パックが焚き付けや炊飯に使えることや、乾燥した枝や落ち葉があるところでは火気の取り扱いに慎重になることを実験から理解できたようです。